神戸・明石のリノベーション物件多数 | 【前編】リノベーション時の床材の選定方法や注意点について

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【前編】リノベーション時の床材の選定方法や注意点について

※今回お伝えする内容はあくまで一般的なお話であり、すべての方に当てはまる訳ではございません。予めご理解いただいた上でご参考いただけますと幸いです。

Q 床材の種類と特徴を教えてください。

次の床材の特徴とメリット・デメリットをお伝えします。

  • 無垢フローリング
  • 天然木複合フローリング
  • 非・天然木複合フローリング
  • クッションフロア、フロアタイル

無垢フローリング

メリット

無垢フローリングは調湿効果があり、吸湿性に優れ、湿度が高い夏場には湿気を吸い、乾燥している冬場には湿気を放出します。

デメリット

やはり天然木を使用しているため高額になります。また定期的な掃除や、適切な保護剤の使用など、メンテナンスが必要です。

極度な乾燥で割れが生じる可能性があり、隙間にゴミが溜まることもあります。

耐水性に弱く、水をこぼしたりするとシミになる可能性があります。

天然木複合フローリング

メリット

天然木複合フローリングは、耐久性があり、傷や衝撃に対して比較的強いです。

無垢フローリングと比べると、膨張・収縮が少なく反りや割れが起こりにくいです。

コストも無垢フローリングに比べ抑えることができます。施工しやすい素材で、防音や床暖房にも適しています。

デメリット

天然木複合フローリングで、無垢の質感や風合いを完全には再現できません。収縮・膨張の可能性があります。

非・天然木複合フローリング

メリット

非・天然木複合フローリングは、耐久性に優れ、傷や衝撃に対して比較的強いです。同様に、無垢フローリングに比べてコストを抑えられます。

一般的な掃除方法でメンテナンスもできたり、柄やデザインのバリエーションが豊富なこともあり、選択する方が多く、半数以上のシェアを占めています。

コストパフォーマンスに優れた素材です。

デメリット

傷の修復は難しく、表面のラミネート層を修復することができないため、大きな傷や損傷がある場合はすべて張り替え、または、一部分を交換する必要があります。

一般的に断熱性が高く、足元が冷たく感じることがあります。表面が硬く、歩くとき音が反響しやすく、音の吸収性が低いです。

クッションフロア

メリット

クッションフロアは、耐水性に優れ、水の浸透や膨張、変形の心配が少ないです。

傷や衝撃に対して耐久性もあります。柔らかい素材のため、歩行や物の落下の音を吸収します。

比較的簡単に施工でき、低価格で、お手入れも簡単です。デザインや模様のバリエーションが豊富で、さまざまな色や柄、木目調などが選べます。

デメリット

熱に弱く、アイロンなど高温の物からの接触を避ける必要があります。修理が難しく、傷や損傷が発生した場合、一部分のみの修理が難しいので、通常は交換が必要になります。

天然木や石の質感を再現することはできません。風合いや質感にこだわる場合は、他の素材を検討する必要があります。

クッションフロアは、へこみやすく、跡がつきやすいです。重い家具を長期間置くとへこみます。

フロアタイル

メリット

フロアタイルは、防水性に優れ、水に強く、清潔に保つことができます。耐久性もあり、耐摩耗性や耐傷性に優れています。

お手入れが容易です。一般的な掃除機やモップで十分です。さまざまなデザイン、色、サイズ、素材があります。

デメリット

冬場は、裸足での歩行時に冷たく感じることがあります。鋭利な物体で引っ搔いたりすると、傷がつく可能性もあります。また、表面が硬く、歩行や物の落下などによる音が響きやすいです。

この記事の回答者

Refa
アドバイザー 川原 日向

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